40回の節目を迎えた、紀州野鯉の会恒例の一本勝負鯉釣り大会。
当初は台風の影響で開催が危ぶまれたものの、終わってみれば駄目元の先行逃げ切り。
恒例の一人前夜祭を含め、まさに駄目元の、駄目元による、駄目元のための大会となりました(^ー^* ) フフ♪
それにしても鯉釣りって、こんなに簡単に釣れるんですねヾ(--;)オィオィ
早い時期から、この週末に予定されていた今回の大会。
駄目元としてみれば、この大会こそが後半戦の最初の山場。
それだけに、何とか開催できる目途が立った時にはホッとしましたъ( ゜ー^) イェー♪
ちなみに余談ですが、当初この週末は、同窓会の日程の最有力候補。
しかし駄目元が(幹事の一人なんです)この日は予定済と伝えると、あっさりと別の日に決定。
ある意味同窓会の日程を変えさせるほど、重要な大会だったのです_(^^;)ツ アハハ
大会は一泊二日の日程ながら、駄目元は恒例の一人前夜祭で、さらにもう一泊。
台風の影響で大雨も予想される中、それでも紀の川まで遠征するのだからと、駄目元としては正当な理由があるのです。
それに、予報では前夜祭当夜は大丈夫。
そのあと大会が中止になっても、前夜祭で本命をゲットしている"はず"だから、特に問題はありません。
それと、あとは家族の諦めですねヾ(--;)オィオィ
前夜祭、大会場所は、共に良くお世話になる小田井の堰。
現地には17(土)の 16:30頃に到着。
早速一発大物を目指し最下流のポイントに入ろうとすると、訳あって車で入る事が出来なくなっていました。
別の場所に車を止める事もできるのですが、気が引けるので結局はいつもの流れ込みに決定。
しかし、以前ならこの流れ込みを目指して来ていたものの、目的の場所に入れなかっただけに、既にトーンダウン。
現地の状況を無視し、最初に場所ありきの、ほんと困った性格です(^^ゞポリポリ
17:00過ぎには、流れ込みと少し離れた所に2本づつの竿を出してスタート。
すると間もなく、ひょっこりF井さんがやって来ました。
F井さんは翌日からの大会のため、川の様子を見に来たそうです。
やはり只者ではないですね。
それにしてもえらい所を見られてしまいました。
まぁ、駄目元の前夜祭に関しては、予想は付いていたと思いますが_(^^;)ツ アハハ
ここで、少しばかり講釈を。
今回は川の流れが速く、投げ込めば直ぐにゴミが引っ掛かるのが目に見えています。
そのため、足元直下とチョイ投げ狙い。
この場所一帯は護岸に一段の棚があり、その棚を狙っての足元直下と、護岸の川底を狙うチョイ投げです。
次にエサですが、寄せエサなどを一切使わず、ボイリーを1個付けただけの仕掛け。
その訳は、せっかくやって来た鯉に、寄せエサだけを食べられるのを防ぐため。
それが出来るのも、そこに鯉がやって来ると確信しているからですV(^0^)
最初のアタリは 19:45頃、予想に反して流れ込みではない方のチョイ投げに来ました。(エサはパイナップル)
ジィ~~ジィ~~とクリック音を響かせ、ラインを引き出すアタリから、本命と確信。
サイズは別にして、久しぶりの鯉とのやりとりを楽しみながら、難なく取り込んだのは67cm
実に2カ月ぶりの釣果です(^^ゞポリポリ
これで前夜祭のノルマを達成した駄目元は、あとは安心して時間を潰す事が出来ます。
すると 23:40頃、今度は流れ込みの足元直下に来ました。(エサはピーチ&マンゴー)
今回もラインを引き出す、クリック音の心地よい響き。
竿を持つと先ほどよりも力強い引きに、サイズアップを確信しながらのやりとり。
しかし目の前まで寄せて来てタモを用意している時、スッと軽くなって、はい、さよう~~なら!
推定70台後半。
決して無理はしていないのに、掛かりが浅かったのでしょう。
まさかの幕切れです(_ _。)・・・シュン
それでも此処は夜釣りに強いポイントだけに、アタリは続きます。
次のアタリは日付が変わって、18(日)の 4:20頃。(エサはザリガニ)
しかしクリックも無く、静かなもんです。
空アタリなのか、それともゴミなのか?
この際景気づけに、空アタリの方を採用しますヾ(--;)オィオィ
続いては 6:00頃、雨の中で63cmをゲット!(エサはチョコレートモルト)
しかし余り濡れたくもないので(雨具は着てましたけど)、この時は写真も撮らずにさっさと車の中へ。
とにかくサイズダウンながらも、2本目をゲット出来た事に喜びましたV(^0^)
ところが良い事ばかりではありません。
6:20頃、土砂降りの中でセンサーが反応。
「来た!」と喜ぶよりも、「なんでこんな時に」が正直な気持ち。
おまけにゴミでしたΣ(゜□゜;)ガーン
この時、いつもはチョロチョロとしか流れていない、ピョンと軽く飛び越える程度の水路から勢いよく水があふれ出し、すぐ近くのロッドポットの足を洗っています。
まさに、ヒェ~~状態。
押し流されるほどではないものの、念のために移動させなければ。
その時、フイに思った事が・・・・・・
いつものように軽く水路を飛び越えると、万が一水の勢いに足をすくわれたら、そのまま川へとドボン。
こうして、新聞沙汰になるんでしょうね。
くわばらくわばら_(^^;)ツ アハハ
それが前夜祭の最後の出来事でした。
結局前夜祭の釣果は2本。
サイズは別として、狙い通りに本命を手にしましたъ( ゜ー^) イェー♪
続いて大会です。
大会は 10:00からのスタート。
この時点で集まったメンバーは6名(最終的には11名)
1番2番クジを引いたメンバー達は、最有力候補(と思われる)最下流のポイントを選択。
3番クジを引いた駄目元は、その時点で空いていた流れ込みをそのまま継続。
ただし此処は夜狙いの場所だけに、日中に釣れるとは思っていません。
しかも、狙えるサイズは70台まで。
決して優勝を諦めている訳ではないのですが、夜になると釣れるとの確信があるので・・・・・・(^^ゞポリポリ
ちなみに他に有力なY君ポイントも頭にはあったのですが、移動するのが面倒だったのですヾ(--;)オィオィ
大会では竿を2本に減らし、流れ込みの足元直下とチョイ投げで、エサは引き続きボイリーを1個のみ。
日中は捨てて、夜釣りに賭けています。
ところが 11:20頃、日中にまさかのアタリです。(エサはパイナップル)
この時センサーは、窓を閉め切った車の中。
誰かが竿の動きに気付いたのか、全くと言っていいほどセンサーが聞こえない状態でしたヾ(--;)オィオィ
本命かゴミか?
半信半疑で竿の所に駆け付けると、チョイ投げのはずだったラインが、遥か遠くへと伸びています。
「やったぁ~~
鯉や、鯉や!」
と仲間に知らせながら、ファイトの開始。
竿を持つと、今まで以上の重量感。
力強いやりとりが続き、ようやく近くまで寄せて来ても、なかなか姿を表しません。
この頃、優勝を狙える大物である事を確信すると、駄目元はもの凄く臆病になりました。
決して無理をせず、極力ドラグも緩めて・・・・・・
何たって、二度と訪れないチャンスですからね(^^ゞポリポリ
大会の第1号は81cm
あの流れ込みで、まさかまさかの80台。
いきなりこの駄目元が、優勝をほぼ手中にしちゃいましたよъ( ゜ー^) イェー♪
とは言っても、この近辺は80台なら十分狙えるだけに、このまま逃げ切るには心もとないサイズ。
かといって、あの流れ込みではこれ以上のサイズアップは無理。
後は誰も釣らない事、あるいは釣れても70台までを願うばかりです。
ヾ(--;)オィオィ 何て消極的なんだ(^^ゞポリポリ
雨が降ったり止んだりの中、それからは誰にもアタリはなく、たまにセンサーが反応してもゴミばかり。
そんな中で 16:40頃、あの只者ではないF井さんが、ついにヒット!
ドラマは起こらないと思う反面、でもね・・・・・・
と、内心穏やかでない駄目元。
大袈裟にいうと、ヒヤヒヤもんです。
しかし上がってきたのは50台のおちびちゃん。
ヾ(--;)オィオィ 何をそんなにビビッてんだ、駄目元さんよ(^^ゞポリポリ
おそらくこのまま優勝と思いながらも、たとえゴミでもセンサーが鳴るたびに、まさかと思いながらも気になる駄目元。
優勝が決まるまでには、時間がまだまだたっぷりあります。
当然誰一人として諦めていません。
そんな時、劇的なドラマが始まりました
主役は、なんと駄目元です( ̄∇ ̄*)ゞ エヘヘ
18:00頃、センサーが聞こえるようにと少し車の窓を開けていたものの、なんだかセンサーが鳴っているような空耳のような・・・・・・
いや、鳴ってる!
急いで竿へと向かう駄目元。
その時ほぼ同時に3人が、それぞれ遠く離れた場所でヒットしました。
こんな事もあるんですね。
当たったのは、足元直下の竿。(エサはチョコレートモルト)
竿の元に駆けつけると足元のはずのラインが、またもや遥か遠くへと伸びています。
竿を持つと、初めは少し小さいと思ったものの、暫くするとサイズアップを確信。
さすがに1本目ほど臆病にはならなかったものの、それでもなかなか寄ってきません。
頑張ってるつもりでも、寄って来ない。
その内に他の二人は、どうやら既に取り込んだ模様。
という事は、駄目元よりは小さいはず。
この時、心の中でガッツポーズですよ(^^ゞポリポリ
いよいよ足元まで寄せて来て、さぁタモ入れという時、鯉は見事にタモの中から脱出成功。
やばい! やばい! やばい!
それを見ていたF井さんが、下手クソとばかりにタモ入れを交代。
誰がタモ入れをしていたかは、本人の名誉のため伏せときます。
しかしF井さんも見事に失敗。
えぇぇぇ~~~、ちょっと待ってよF井さん!
駄目元の心の叫びです(^^ゞポリポリ
大騒ぎの中、無事に取り込んだのは83.5cm
たかが2.5cmのサイズアップながら、それまで優勝は7~8割と思っていたものが、9割以上へと大躍進。
さらに、現時点でのダービー(紀の川の仲間内の年間大物賞)へと躍り出ました。
まだ途中経過ながら、ダービーなんて何年振りかな?
とにかく70台止まりと思っていたポイントで、この日2本目の80台。
まさに駄目元デーですよ\(~o~)/ バンザイ!
ちなみにこの時釣っていた二人は、Tみさんの75cmと、F川会長の68cm
ハイハイ! 70台までなら、いくらでも釣って下さい_(^^;)ツ アハハ
鯉釣り大会、ましてや一泊となると宴会は付き物。
ついついビールに手が伸び、大いに盛り上がります。
そんな中、誰もが密かに逆転優勝を狙ってる中で、只者ではないF井さんが 3:00が勝負と言い切ります。
アハハと聞き流す駄目元。
しかしこれまでの大会を思い起こすと、F井さんの豪語が単なる妄想では済まされないのです。
でも、ドラマはそう簡単には・・・・・・
でもね・・・・・・
いやいや、今回は駄目元の大会だ!
寝不足だし、嫌な事は考えずにさっさと寝よっと(^^ゞポリポリ
大会二日目の19(月)、04:30頃にセンサーが反応。
寝ていた所を起こされただけに、もたもたしながら車の外に。
しかし、残念ながらゴミでした。
そりゃこの流れで一晩置いておくと、いくらチョイ投げでも、どっさりとゴミが引っ掛かるというもんです。
あ~~あ<(; ^ ー^) マイッタマイッタ...
続いて 5:50頃、再びセンサーが反応。
またゴミかと思いゆっくり竿の所へと向かっていると、突然のクリック音。(エサはピーチ&マンゴー)
慌てて駆けだす駄目元。
しかし今回は、これまでよりは明らかにサイズダウン。
もう余裕だらけの駄目元は、少し強引に寄せて来ます。
大会3本目は70cm
前夜祭と合わせて5本目。
駄目元的には十分ですよъ( ゜ー^) イェー♪
二日目は、気が付けばやたらと流れが速くなっています。
チョイ投げでもなかなか仕掛けが落ち付かず、直ぐにゴミが絡む有り様。
この状況に駄目元は嫌気がさし、もはやお手上げ状態。
どうやら堰を開けているとの事で、少しつづ水位も下がって来ています。
そんな状況についには 9:00頃、流れが落ち着くまで仕掛けを上げる事にしました。
決してトップを走っている余裕ではありません。
こんな状況で釣りをするのが嫌なだけです(^^ゞポリポリ
一方、3:00が勝負と豪語していたF井さんを初め、他のメンバー達は誰一人アタリはなく、代りにゴミに悩まされていました。
そんな時、F井さんが竿を出している辺りを、国土交通省が草刈りです。
そのためF井さんはしぶしぶ場所移動。
この川の状況でさらに場所移動となると、ここでF井さんは脱落。
駄目元の優勝が、益々大きくなってきました( ̄∇ ̄*)ゞ エヘヘ
ところが、やはり只者ではないF井さん。
場所移動後に60台を頭に3本。
そのつど「まさかね」と、内心穏やかでない駄目元。
勘弁して下さい_(^^;)ツ アハハ
昼過ぎには益々水位は下がり、80台を釣った護岸の棚は完全に水の上。
おそらく2m近く下がったのでは?
その分川幅は狭くなり、ますます流れが速くなっています。
もはや鯉を釣るような場所ではありません。
初めの写真と同じ場所です。
分かり辛いですが、見比べて下さい。
雨は降ったり止んだり、さらには時々強い雨。
そんな状況にも関わらず、なかなか負けを認めたくないメンバー達は、しつこく竿を出しています。
「この状況で逆転を狙ってるの?
無理だって
早く諦めれば!」
と駄目元は、既に道具を片付けて高見の見物。
終了時間の 17:00までの、長いこと長いこと。
何だかんだと、8時間近く待ちました<(; ^ ー^) マイッタマイッタ...
気持ちは分かるけど、潔く負けを認めましょうよ、ね! _(^^;)ツ アハハ
結局は 11:30頃にF井さんが60台を釣ったのを最後に、アタリは止まりました。
そして駄目元の4回目となる優勝が決定。
気勢をそぐ先行、見事な追い打ち、完璧な逃げ切り。
おまけに現時点でのダービー!
まさに駄目元の、駄目元による、駄目元のための大会でしたъ( ゜ー^) イェー♪
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