三方五湖 贅沢になりました

秋の三方五湖遠征。
事前情報ではさっぱりだったものの、運良く大物をゲット！
しかし、嬉しいのは当然なのですが元々はメーターを狙っての遠征。
それだけに、心の底からの喜びはありません。
いつの間にか、もの凄く贅沢になりました。
こんな事を言ってると、いつか罰が当たりそうですね_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

今回も同僚Ｙ君と示し合せ、金曜日に休みを取っての釣行です。
しかしＮさんによると、
「厳しい。
　どこもダメ！
　ただ場所によれば何とかなるかも？」
と、あまり嬉しくない情報が(/・_・＼)ｱﾁｬ･･

しかしボーズ常習犯の駄目元は、そんな事ではへこたれません。
というよりも、三方五湖に行きたくて行きたくて(^^ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
しかも週末の天気は良好。
そんな訳で急遽木曜日も休みを取り、水曜日の夜からの釣行となりました。
仕事よりも何よりも鯉釣りが優先される、鯉釣り依存症が益々悪化しています_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

目指すは駄目元のメーター・ポイント。
ここは二人で竿を出すには打って付け。
しかもＮさんの情報によれば、"何とかなるかも" のポイントです(￣∇￣*)ゞ ｴﾍﾍ

幸いにも場所の確保ができたあとは、暫くは様子見です。
すると、厳しいという状況の中でも時々鯉が跳ねています。
日頃気配のない淀川に慣れている駄目元は、それだけでやる気は倍増。
早速Ｙ君の場所を確保するためにも、４本の竿を広々と並べました(^ー^* ) ﾌﾌ♪

そして日頃は滅多にしない、一方で三方五湖では必ずするボイリーの撒き餌。
そこに今回は缶詰のドッグフードも撒きました。
果たしてその効果があるのかないのか？_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

ちなみにエサは全てボイリーです。
日頃あれだけ信頼を寄せる食パンですが、三方五湖ではほとんど使いません。
何故なのか？
う～～ん・・・・・・
まぁ、あえて言えば、駄目元自身三方五湖での食パンの実績が無いという事で。
それに、やっぱり狙いはメーターですからね_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

２３(木)、アタリがないまま朝を迎えました。
夜の間は向かい風が吹き、時折強風が音を立てて吹き抜けました。
「状況としては良いんじゃない！
　時間もたっぷりあるし、その内に釣れるさ」
と、期待する駄目元。
しかしアタリはありません(^^ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

そんな時、いかにもベテラン鯉師という雰囲気を漂わせるＡさん(仮に)がやって来て立ち話。
Ａさんは駄目元の "なにわナンバー" を見てＮさんを知ってるかという話しになり、Ｎさんの話しで盛り上がりました。
Ａさんはどうやら地元、もしくは三方五湖に近いらしく、Ｎさんからよく状況を聞かれるとの事。
という事は、Ａさんもやっぱり凄い人なんだ！_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ
そんなＡさんの情報も、Ｎさん同様 "さっぱり" との事。
しかも "跳ねるのに食わない" とのダメだし付き。
相当厳しいみたいですねε-(ーдー) ﾊｧ

さらに散歩中の人の情報によれば、２～３日前にこの場所に入っていた人。
話しの内容からすると時々雑誌に登場する超有名人も、ボーズのまま帰ったとの事。
皆さん共通している事は、
・どこも釣れていない
・その中でも、ここはまだ動きがある
・しかし食わない
目の前では時々鯉が跳ねているのに・・・・・・(￣へ￣|||) ｳｰﾑ
しかしこれだけダメだしを受けると、もはや釣れる気がしませんよε-(ーдー) ﾊｧ

20:30過ぎ、Ｎさんからの電話。
この週末に行くと言っていたため掛けて来てくれたのですが、
「やっぱり状況は厳しい。
　その中でもこの場所は、まだ可能性がある」
との事。
もう、その言葉にすがるしかありません(^^ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

すると、電話が終わって直ぐでした。
突然センサーが反応し、クリック音が響きます。

「ついに、来たぞぉ～～～！」(^ー^* ) ﾌﾌ♪

当たったのは左端の竿。
鯉が跳ねるのは左側ばかりのため、駄目元的には来るならここが一番と思っていた竿です(=￣▽￣=)Ｖ ﾔｯﾀﾈ

竿を持った感覚では、７０前後かな？
まぁ、駄目元の感覚は当てになりませんが_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ
とにかく前方にある杭を避けるように、ゆっくりゆっくり、余り力を加えずに寄せて来ます。
そして残り２０ｍほど。
もう安全地帯と思った矢先に、がっしりと根掛かり。
しばらくは何とか外そうともがいてみたものの、既に鯉が掛かっている様子もなし。
仕方無くラインブレイクで終了。

Σ(゜□゜;)ｶﾞｰﾝ

最近は空アタリばかりが続いていて、ようやく本命が掛かったというのに・・・・・・
このチャンスを物に出来なかった駄目元は、正直落ち込みました。
次のチャンスなんて、有る訳ないし　o( _ _ )o ｼｮﾎﾞｰﾝ

21:00過ぎ、まだ完全には立ち直っていない時にＹ君が到着。
バラしたもののたった今アタリがあったなど、これまでの状況を説明。
まだ三方五湖で鯉を釣っていないＹ君に、今回は是が非でも釣ってもらいたい駄目元は、
「竿をどけるから、遠慮せんと好きな所を選んで。
　さっきのアタリのあった場所、あそこが良いと思うで！」
とは言うものの、Ｙ君は遠慮してさらに左へ離れて竿を出します。
そこで先ほどアタリのあった竿を移動し、Ｙ君を強引に誘導。
Ｙ君、今回は絶対に釣ってよ！(^○^)ﾌｧｲﾄ!!

日が変わって２４(金) 02:30頃、突然のセンサーに起こされました。
今回も心地よくクリック音を響かす、典型的な鯉のアタリ！
当たったのは、右端の竿。
寝ているＹ君をわざわざ起こさなくても、と急いで竿の所へ。
ところがせっかくの機会です。
気が変わって、携帯でＹ君を起こすことに。
一応、お互いアタリがあれば起こすとの暗黙の了解があったのです。
しかし、なかなか起きないＹ君。
そうこうしている内に、ラインが止まりました。

「ありゃりゃ？
　また、やってしもたかな？」

一抹の不安がよぎる中、Ｙ君を起こしたあとようやく竿を持ちました。
するとその不安が的中。
いくらかラインを巻き取ったあと、またもやがっしりと根掛かり。

「またかぁ～～
　もう、勘弁してよ～～」(_ _。)･･･ｼｭﾝ

まさに後悔先に立たず。
でも簡単に諦める訳にはいきません。
ラインを引いたり緩めたりを、時間を掛けて繰り返しました。
すると、ズズズとわずか１～２ｍほどですが引き出す事に成功。
そのあとは再び様子見状態で、暫くするとまた１～２ｍほど引き出す事に成功。
そのような事を繰り返していると、ついにラインが別方向へと動き出しました。
掛かり出しに成功ですV（＾0＾）

鯉はガンガンと走る事はないものの、その体力を見せつけるかのように、ドッシリとした重量感を伝えてきます。
それでも余り苦労する事もなく足元まで寄せて来て、その姿を表しました。
メーターは、ちょっと無理。
しかし９０台の大物ですъ( ゜ー^) ｲｪｰ♪

一方その大物はまだまだ体力が余っているのか、そこから反撃が始まりました。
ジワジワとラインを引き出し、なかなか止まりそうにありません。
しかしその頃には既に余裕の出来た駄目元は、力強い鯉とのやりとりを楽しんでいました。
これが鯉釣りの醍醐味の一つですよ(^ー^* ) ﾌﾌ♪

掛かり出しに時間が掛かったため、格闘時間は２０分ほど。
再び足元まで寄せて来て、ようやくＹ君の出番です。
今回は練習がてら、Ｙ君にタモ入れを任せます。
ところが、ここで問題が発生。
ラインが背びれに引っ掛かっていたのです。
ちょっとヤバイ状態！
Ｙ君には悪いのですが、急遽駄目元自身でタモ入れをする事にし、無事にネットイン。

「やったぁ～～
　久しぶりに釣ったぞぉ～～」V（＾0＾）

見るからに９０台前半で、嬉しいのは嬉しいのですが・・・・・・
これが淀川や紀の川なら、嬉しさのあまり大声を出していたでしょうね。
でもここは、メーター狙いの三方五湖。
心の底からの喜びはありませんヾ(--;)ｵｨｵｨ
もの凄く贅沢になってしまいました(^^ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

それからは、元々眠りの浅い駄目元は寝る事が出来ません。
寝る努力はするものの、気が付けば 04:00近く。
もう、開き直ってスマホのゲームです(^^ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

すると 04:10頃、３回目のセンサーです。
掛かったのは、Ｙ君に場所を開けるために移動した竿。
今回はＹ君の車をノックし、Ｙ君が起きたのを確認してから竿の所へ。
あとで聞くと、Ｙ君もクリック音に興奮したらしいのです_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

今回の鯉は先ほどよりも、随分と楽に取り込めました。
何しろ、やりとりの最中は７０前後と思っていたのです。
ところが姿を確認すると８０台後半。
それを今回こそ、Ｙ君の手で無事にネットイン！
そして、大物を２本も釣り上げた駄目元の喜びは倍増。
それでも、やっぱり狙いはメーターですよ_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

明るくなってから計測。
結果は９２ｃｍ　１４ｋｇと、８７ｃｍ　１０ｋｇ
このように大物を並べた写真は初めてです(^ー^* ) ﾌﾌ♪
でもね・・・・・・
しつこいようですが、嬉しいのは嬉しいのですよ。
しかし、ここは三方五湖。
狙いは当然メーターなんですよ(^^ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

金曜日は幸いな事に、それまで以上に良く鯉が跳ねました。
三方五湖は不調と言うのが信じられないほどです。
しかし３回目のアタリ以降、全くアタリがありません。
まさに前日Ａさんが言っていた "跳ねるのに食わない" の状態です(ー。ー) ﾌｩ

そして 15:00頃、ようやくＮさんがやって来ました。
Ｎさん曰く、
「状況的にはここが一番良い。
　釣れてるのは、ここだけや。
　まだまだチャンスはあるよ。」
との事。
その言葉に期待を寄せて当初は土曜日までの予定でしたが、駄目元は日曜日まで粘りました。
はい、過去に一度だけ経験した４連チャンです。
状況からして難しいと思うものの "ひょとしたら！" と、後ろ髪を引かれたのです。
まぁ、せっかく三方五湖まで遠征してる訳ですからね_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

一方のＹ君は何かと忙しく、予定通り土曜日で撤収。
結局、今回もＹ君は鯉を釣る事が出来ませんでした。
う～～ん、何故でしょうね？
細かい事は無視すると、場所もエサもほとんど同じなのに・・・・・・
ちなみに駄目元は、Ｙ君と来ると良い思いをする事が多いんですよ(￣∇￣*)ゞ ｴﾍﾍ
だから、これからもよろしく！　Ｙ君　(⌒▽⌒) ｱﾊﾊ!

さて今回の三方五湖ですが、アタリがあったのは木曜日の夜だけ。
それにＮさんの情報によると、今回釣れたのは、どうやら駄目元だけらしいのです。
やはり、あの場所が良かったんですね。
それに後々考えると、水曜日の夜に吹いていた強い向かい風が、木曜日の夜に好条件をもたらしたのかも？

さらに付け加えると、駄目元は三方五湖に関しては何故か運が良いのです。
これまでの勝率は５割以上。
ベストシーズンだけに絞ると、勝率は何と８割以上。
長時間粘っているにしても、駄目元にとっては脅威的な数値です。
だから "絶対に釣るぞ" と気合いが入るのです(￣∇￣*)ゞ ｴﾍﾍ

そんな訳で最近の駄目元の鯉釣りは、三方五湖が中心になっています。
大袈裟ですが、そのために年間スケジュールを考えるほどです。
逆に言えば、三方五湖があるから日頃の連敗も我慢できるのですよ_(^^;)ﾂ ｱﾊﾊ

と言う事で、次回こそ、目指せメーター！(⌒▽⌒) ｱﾊﾊ!