紀の川 第10回紀の川鯉釣り大会
28(日) - 29(月)と、毎年この時期に開催される紀州野鯉の会主催の紀の川鯉釣り大会も、今年で数えて10回目。
3回大会から毎年参加している駄目元は過去には準優勝があるものの、残念ながら優勝はありません。
そこで今回こそ優勝をと意気込んで参加しました。
ただし「あわよくば」ですけど_(^^;)ツ アハハ
その結果、二日間の日程で何とか2本釣ることができました。
しかし上位入賞なんて問題外の、かろうじて最下位を免れるブービーでした<(; ^ ー^) マイッタマイッタ...
この大会は年に何回か行っている一本勝負の大会とは違い、二日間の日程で行う大会です。
場所は紀の川全域が対象。
それだけに毎年どこで竿を出すか迷うのですが、今年は2箇所に決めていました。
ひとつは昨年十分楽しむ事ができ、おまけに隣で準優勝魚が釣れた九度山橋の川原で、こちらが本命。
もうひとつは、増水で九度山橋では釣りづらい時のために、下流域の例の流れ込み周辺を考えていました(^ー^* ) フフ♪
そのため大会の一週間ほど前から天気を気にし、雨が少ない事を喜んでいました。
おまけに大会当日の予報は、絶好の行楽日和。
天気が良すぎることが釣りに影響するかもしれませんが、逆に仮に二日間とも雨だったとしたら、始める前から気が滅入ってしまいます_(^^;)ツ アハハ
この大会には初参加となる同僚のY君に連絡をとると、大会のスタート時間から釣りをするというほどの意気込みよう!
駄目元の影響が大きいとは思いますが、Y君もすっかり鯉釣りの世界にはまり込んでいます。
ただ駄目元同様、なかなか思うようには結果がでません。
これも駄目元の影響が大きいのかも?_(^^;)ツ アハハ
28(日)のスタート時間 00:00前には九度山橋に到着。
Y君もこの場所には何回となく来ているので、それほどポイントの説明もいらないだろうと、先に場所を決めてもらいました。
そこはズバリ、昨年駄目元が竿を出していた場所です。
Y君がその場所に決めたあと昨年の事を話すと、俄然やる気になったようです。
一方の駄目元はというと、おそらくメンバーのS司さんもやって来ると思い、昨年準優勝のS司さんが出していた場所を空けるように竿を出しました。
駄目元は、なんて律儀なんでしょう!_(^^;)ツ アハハ
竿は一人3本まで。
釣り始めた時は1本はボイリー、あとの2本は食パンを付けて投げ込みました。
その後は暫くY君と雑談していたのですが、予想以上に冷え込むため車に分かれて寝る事に。
あとはピ・ピ・ピ・ピ・とセンサーに起こされる事を願いながら・・・・
残念ながらその夜はセンサーに起こされる事もなく、朝を迎えました。
そして明るくなり始めた 05:00前、エサ換えのために外に出てみると、川には1本の線が走っています。
一瞬、川の流れの境界線かと勘違いしたのですが、良く見ると目の前を横にラインが走っていたのです。
これはヒョッとしてと直ぐに駄目元の竿を確認したのですが、何の変化もありません。
という事はY君の竿?
そのラインを追っていくと、案の定Y君の竿先が横へと曲がっていました。
しかも不運なことに、センサーのスイッチが入っていません。
直ぐに何も知らずに寝ているY君を起こします。
Y君は、おそらくまだ半分ほどしか目覚めていない頭の中で状況を把握しながら、竿の所へ・・・・
実は昨年も同じような事があったのです。
夜中にセンサーに起こされ仕掛けを上げると、1本のラインが引っ掛かって上がってきました。
そのラインを辿っていくと、隣で出していたS司さんでした。
車で寝ていたS司さんを起こして取り込んだ結果、それが85cmの準優勝魚だったんです。
昨年そんな事があっただけに、今回も "もしかして" と期待してしまいます。
Y君が言うには手応えがあって重たいとの事。
とりあえず無理をせず、ラインが伸びている方へ移動しながら巻き取ります。
そのあとをタモを持って着いて行く駄目元。
ところが暫くすると、ある一定の場所からラインを巻き取れなくなった様子。
どうやら沈んでいる流木に引っ掛かっているみたいです。
その後Y君はどうする事もできず、駄目元に変わりました。
竿を持つと、確かに鯉が掛かっています。
しかし流木が邪魔をして・・・・
ところがその流木を、少しづつ寄せる事が出来ました。
そして、あと僅かという所まで寄せてきた時に鯉が暴れだし、そのままラインが切れてさようならです。
推定70前後
Y君の悔しがりようが、良く分かりますε-(ーдー) ハァ
さて、気分を改めてエサ換えです。
という事で、ここで今回の駄目元の特筆する事を一つ・・・・
それは、何年かぶりにダンゴを使った事です。
世間一般では「だから、なんなの」と流されるような事ですが、駄目元なりにどうしたら良いかと考えた結果です。
正直なところ食パンを使えばそこそこ釣れるものの、爆釣にはほど遠い。
一方でボイリーだからといって爆釣する訳ではなく、逆に駄目元的にはボーズの方が多い。
では、どうすれば良いか?( ̄へ ̄|||) ウーム
そこで、かっこ良く言えば原点に戻りました。
一方で別の見かたをすればエサに自信がなく、迷っているんです。
あれほど食パンを信頼していたのに・・・・
それからはイモを食わせにしたダンゴの袋仕掛けを2本。
あとの1本は、やっぱり捨てきれない食パンですヾ(--;)オィオィ
そして 05:30頃。
エサを換えてから間もない食パンに、アタリがきました。
突然のセンサーに、ラインを引き出すクリック音。
この瞬間が大好きです。
ところがその正体は50cm前後のニゴイでした。
待ちに待ってようやく来たアタリがニゴイ!
所詮、駄目元の運はこんなものかと、ガッカリです<(; ^ ー^) マイッタマイッタ..
次に駄目元にアタリがきたのは 11:30頃。
その正体は30cmほどのウグイで、これまたガッカリですε-(ーдー) ハァ
一方、その間にY君にも2回アタリがあり、1回は駄目元と同じようなニゴイ。
そしてもう1回は、おそらく鯉(本人は鯉だと断言していますが・・・・)
その鯉は、ドラグを少し絞めた時にラインが切れてしまったそうです。
丁度駄目元が寝ていた時なので何もわかりませんが、益々悔しがるY君でした_(^^;)ツ アハハ
昼過ぎ、ようやくS司さんがやってきました。
ところが残念な事に、その時にはS司さん用に空けていた場所では親子連れが竿を出していたため、S司さんは我々の中では最下流で竿を出しました。
暫くしてその親子連れが帰ったあと、駄目元は横へずれるように、その場所へと移動しました。
それが凶と出るか、吉と出るか・・・・
そのまま何事もなく時間が経ち、夕方頃になるとS司さんにも声を掛け、プチ宴会の始まりです。
駄目元はこれが楽しみで、厳選した日本酒を持参していたんです。
ところがS司さんはS司さんで、プチバーベキューを持参していました。
皆、考えることは同じです_(^^;)ツ アハハ
アルコールで盛り上がり、頭からすっかり釣りの事が消えていた時、ついに駄目元に本命がきました。
21:15頃、突然のセンサーで竿の方を見ると、100mほど離れた所で2台の送信機が点滅しています。
但し、2本同時なんて考えはありません。
どちらかは、引っ掛けられているはずです。
ところが竿に近づいても、ラインを引き出すクリック音がありません。
とりあえず手前の竿の方から巻き上げると、何の抵抗もなく仕掛けが上がってきました。
という事は、掛かっているのはもう1本の方。
でも、クリック音もなく静かなもんです。
この時は「お願い、掛かってて!」という心境で竿を立てました。
すると、そこそこの抵抗感。
間違いなく、本命の鯉が掛かっていました。
ここは狙うポイントは水深があるものの手前は浅く、最後は引きずり上げるような状態で無事にゲット!
待ちに待った本命は65cm。
はっきり言って小物です。
しかしこの65cmには、心底喜びました。
何たってこの時期にして21時間も待たされて、ようやく釣れたこの1本。
たかが60台でこれほど喜んだのは、初めて鯉を釣った時以来のような気がします。
いや、冗談ではなく、ほんと・ほんとV(^0^)
23:00頃には宴会もお開きにして、各自の車に分かれました。
そして日が変わった 00:30頃、突然センサーに起こされました。
この時は車から出るとラインを引き出すクリック音が聞こえ、間違いなく鯉だと確信しました。
当然サイズ・アップを期待して竿の所へ。
ところが今回も先ほどと同じような抵抗感で、上がってきたのは残念ながらサイズ・ダウンの61cm
少しほろ酔い状態のため写真に撮る気もなく、そのまま即リリースです。
サイズ・アップ、出来れば優勝を争える80後半を期待しているのに・・・・_(^^;)ツ アハハ
夜中にアタリがあったのはその1回だけで、朝を迎えました。
S司さんもY君もアタリはないとの事。
とりあえずエサ換えだけして、改めて寝る事に。
07:00頃に再び目が覚めて、そのまま車の中からボォ~~と辺りを見ていると、S司さんの竿が上下に大きく揺れています。
ところがS司さんは何も気付いていない様子で、なにやら車の所でゴソゴソと・・・・
またまた、昨年の再来か!ヾ(--;)オィオィ
「S司さぁ~~~ん、当たってるよぉ~~~!」
えっ? というような表情で振り向くS司さん。
上がってきたのは短寸魚賞となる、52cmのチビッ子でした。
ちなみにブービーだった駄目元はこのS司さんの鯉がいなかったら、最下位で短寸魚賞を貰えたのに・・・・<(; ^ ー^) マイッタマイッタ...
(フービーは、賞としては用意されていないのです)
そして 07:15頃、最後になったY君にも本命がきました。
Y君にとっては今回2回もバラしている事もあり、物凄く慎重に。
というよりも、明らかにビビリながらのやりとりです。
しかし今回もある場所から、寄らなくなりました。
良く良く見てみると、鯉の居る場所とラインの方向が会いません。
明らかに何かに引っ掛かっています。
何処までも運の悪いY君です_(^^;)ツ アハハ
その引っ掛かっているものは、1本のラインです。
しかしそのラインは駄目元やS司さんのものではありません。
どうやら根掛かりで切れたラインに引っ掛かっているようです。
ただ、幸いにもそのラインはジワリ・ジワリ何とか寄せる事ができ、Y君も無事に今年初となる69cmの鯉をゲット!
これで3人ともボーズを免れたものの、その後はアタリもなく、時間となったため審査会場へと向かいました。
会場には合計16本の鯉が運び込まれました。
優勝争いは80台。
その中に60台の鯉を持ち込むには、少し勇気がいりました_(^^;)ツ アハハ
審査の結果、優勝は86cm、準優勝は85cmとなかなかの僅差。
一方の駄目元は、予想もしていなかったブービー!
これでそこそこの景品をゲットしようと思っていたとはねσ(^_^;)アセアセ...
さてさて、今年の大会も好天に恵まれ、大いに盛り上がりました。
ただ駄目元としては、もっと数もサイズも上を狙っていたのですが・・・・
それだけに、少し不完全燃焼なとこもあります。
昨年の事があっただけに、元々の想定値が少し高すぎたのかもしれませんね(^^ゞポリポリ
一方、この大会に初参加のY君。
いつもの一本勝負の大会とは趣向が違い、これはこれでえらく気に入った様子。
早くも来年の参加を表明していました_(^^;)ツ アハハ
よし! 来年こそは優勝を目指して・・・・
とは言うものの、何をどうすれば良いのかな?(⌒▽⌒) アハハ!
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