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2012年9月 3日 (月)

紀の川 第24回一本勝負鯉釣り大会

今回で24回目となる、紀州野鯉の会恒例の一本勝負鯉釣り大会!
毎回のように繰り返される貧果のため、一本釣ったら優勝と揶揄されるなか、今回は大会らしく複数の釣果がありました。
その中で、な・な・な・何と! この駄目元が優勝です(= ̄▽ ̄=)V ヤッタネ
おまけに同僚のY君も、ついに念願の初鯉をゲット!
何だかんだと思い出に残る、楽しい一日でしたV(^0^)

この大会は参加者が全員同じエリアで釣りが出来るように、文字通り各自が一本の竿で釣りをする大会です。
大会場所は前回と同じ小田井の堰で、開始時間は 9:00から。
201209009_2
ここは余りポイントが分からず(ここに限らず何処に行ってもわかりませんが)、おまけに開始時間が遅いだけに、駄目元的にはそれほど釣果は期待していません。
ただ、たまには奇跡が起きるかなと思い、参加しています。
それに、誘ってもらっている内が華ですから_(^^;)ツ アハハ

紀の川まで行くとなると、夜釣りなどで他の場所で竿を出したり、ポイントを見てまわったりするのですが・・・・
今回は前日の土曜日に甲子園球場にて、まるでビアガーデンのように割高のビールを飲み、我が家へ帰ってからもプチ二次会をしていました(^^ゞポリポリ
そんな訳でぎりぎりまで寝る事にし、朝から道具を車に詰め込み、我が家を出発したのが 7:00頃。
最近の淀川なら、そろそろ道具を片付け始める時間帯だけに、えらい違いです(^^ゞポリポリ

今回の参加者は5名の少人数。
いつもなら大勢が一箇所に集まるから釣れなくなると言い訳をしていたのですが、今回はその言い訳ができなくなりました_(^^;)ツ アハハ
まぁ、別に人数は関係ありません。
仲間達と鯉釣りを楽しめたら良いんです。

早速場所を決めるくじ引きで、駄目元は1番くじを引きました。
という事で選んだ場所は、現地に着いた時にたまたま大きな波紋を見た場所。
そこはチョロチョロと水が流れている、小さな小さな水路の落ち口付近です。
ただ余りにも水量が少なく、そこに鯉が集まるとは到底思えないものの、その前方で鯉が跳ねたのを見ただけに、そこに決めていました。
また同僚Y君もそこに目を付けていたらしく、並んで竿を出す事になりました。

次にエサですが、エサは駄目元の定番、食パンです。
前回、この場所ではボイリーの実績が無いと聞いていたのでダンゴにするか迷ったのですが、結局は食パンで1時間ごとにエサ換えをする事にしたんです。
ところがメンバー達の話によると雑魚が多く、食パンは直ぐに無くなるとの事。
分かってはいても、元々信念の弱い駄目元です。
ずばりそれを指摘されるとグラグラと心が揺らぎ、30分もしない内にボイリーに変更していました。
はい、駄目元に信念はありませんヾ(--;)オィオィ

一方いつもはボイリーのY君もY君なりに悩んだ結果、ドッグフードを付けて投げ込んでいました。
Y君の仕掛けはラセンの2本針です。
それだけに1本はイモやボイリーにすれば良かったのに、と話しをしていたのですが・・・・

今回の紀の川は上流域で雨が降ったらしく、少し濁っています。
それが幸いしていたのか、いつになく跳ねやモジリが多く見られます。
今となって思えば、いつもより釣れる雰囲気があったような・・・・
はい、結果論です!(^^ゞポリポリ

10:30頃、雑談中にY君が急に、センサーが鳴ってると言い出しました。
予想外ですが、確かに駄目元のセンサーが鳴っています。
ちなみにY君はまだセンサーを持っていないので、駄目元の送信機を使っています。

早速番号を確認しに行くと、Y君の番号でした。
「○○のや!」
喜ぶY君に、驚くメンバー達_(^^;)ツ アハハ
ただ駄目元はまだ半信半疑ながら、ついにY君に来たと素直に喜びました。
いや、ほんとほんと!

竿までは100m以上離れています。
駄目元は念のため一旦デジカメを取りに戻り、遅れてY君達のところに行くと、大きく竿が曲がっていました。
間違いなく、本命の鯉です。
おそらくY君は嬉しさよりも、ドキドキしながらのやりとりでしょう。
メンバー達が見守る中、
「焦らんでええ!」
「ドラグは緩めてるか?」

そんなメンバー達の応援が逆にプレッシャーになっているのか、あるいはプレッシャーを感じる余裕すらないのか・・・・
201209002
見ている方としては絶対に釣らせてあげたい。
一方でY君には悪いものの、まだ慣れない動きがなんとなく面白く、なんだか和やかな雰囲気が漂いますヾ(--;)オィオィ
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なんだかんだと騒がれながらも、無事にネットに取り込んだY君にとっての初鯉は72cm
逆転のチャンスはあるものの、これでY君は大会の初優勝にも大きく前進しました。
それにしても、ドッグフードで釣れたとは・・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

それから暫くは当然のようにY君の話題。
褒めてるのやら、茶化しているのやら。
ただ間違いなくY君は、これで鯉釣りの世界に完全にはまったはずです_(^^;)ツ アハハ

次に来たのは駄目元です。
13:30頃、アタリもなく暇なため、ちょっと散歩がてらブラブラと歩いていた時でした。
Y君  「センサー鳴ってるよ」
まさかと思いながら、
駄目元「何番?」
Y君  「2番!」
やったぁ~~! 駄目元のや (心の中の叫びです)

急いで竿の所へと駆け出すものの、近くまで来てもラインを引き出すクリック音がなく、竿先が下流方向へと曲がったまま止まっています。
がっかりしながら竿を立てると、ゴミか何かにこすれているようなズルズルとした感触が伝わってきます。
仕方なく暫くは軽く竿先を弾くにようにテンションを掛け、ラインが外れるように竿を操作しました。
鯉が掛かっている感触は一切なく、この時には完全にゴミか根掛かりと思っていました(_ _。)・・・シュン

その時です。
目の前に90クラスの大物が姿を現しました。
横に来ていたY君に、
「ほら、そこ! 目の前」
「デカい!」
「90は越えてる」

Y君もその大きさに驚いていました。

あんなのが居るんだと思いながら、相変わらず根掛かりを外そうと軽く竿先を弾くように操作する駄目元。
根掛かりとは知らず後ろから見ていたメンバーの中には、何をしているのか不思議に思った人も居たそうです。

そんな事を繰り返していると、ズルズルと少しづつラインを巻き取る事が出来るようになりました。
暫くしてもう少しで外れると思っていると、今度はゆっくりとラインが引き出されました。
暴れはしないものの、それなりの重量感!
間違いなく、鯉が掛かっています。
それからは、ヤッタァ~~の心境です(^ー^* ) フフ♪

無理をせずゆっくり寄せてきて姿を確認すると、明らかにY君のよりも大物です。
まだ釣り上げてもいないのにY君に悪いなと言いながら、ゆっくり、焦らず、時間を掛けて取り込みます。

駄目元は日頃から余り無理をしないのですが、足元に寄せてきてからは更にドラグを緩め、口切れを防ぐように心掛けています。
そのためタモ入れには、時間が掛かります。
最後の最後で失敗はしたくないですからね。
まあ、単なる臆病者かもしれませんけど(^^ゞポリポリ
201209007
計測の結果は85cm 
思いがけない大物です。(にやけて変な顔になってしまいました)
これで逆転優勝へ大きく前進!
というよりも、優勝は決まりでしょう(= ̄▽ ̄=)V ヤッタネ

これで、勝手ながらY君の先輩として面目が立ちました_(^^;)ツ アハハ
Y君には勝負の厳しさを教える事も出来ました(^0^)/ ギャハハ
なにより駄目元自身、滅茶苦茶嬉しいぃぃ~~~!( ̄∇ ̄*)ゞ エヘヘ

あとから聞いた話では、駄目元のポイントあたりにはテトラが沈めてあるそうです。
おそらく最初の頃は、そのテトラにラインが引っかかっていたのかもしれません。
それに偶然にもテトラの近辺、すなわち鯉のポイントに仕掛けを入れていたのかもしれません。
何も知らなかったのが幸いしたのかもね( ̄∇ ̄*)ゞ エヘヘ

ちなみにエサは、実績が無いと言われていたボイリー(パイナップル)
しかも、ちょこっとガメラ対策を施したものです。
最近は何処も彼処もガメラが多くなったため、効果があるのか試しに使ってみました。
このエサで実績が出来たとなると、あとは安心して使う事ができます。

もう一つ、あの足元で見た大物は、明らかにこの釣り上げた鯉よりも大物でした。

それからも跳ねやモジリはいつになくあるものの、残念ながらアタリはありません。
そうこうしている内にゴロゴロと遠くで雷が鳴り出してきたため、予定より早めて15:30頃に終了する事になりました。
そして片付け始めた時にT山氏にアタリがあったようで、70台の鯉が上がったそうです。

結果的には5人で3本。
欲を言えばもう少し数が出て欲しいのですが、いつもの事を思うと大会らしくなりました。
それに駄目元の優勝に、Y君の初鯉!

やっぱり記念すべき一日ですねъ( ゜ー^) イェー♪

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コメント

つるたろうさんへ

たまたま運が良かっただけですよ。
ただボーズが続いても、たまにはこういう事があるだけに、鯉釣りは止められません。
とにかくボーズ常習犯の駄目元は、回数で補うしか策がありませんので(笑)

投稿: 駄目元 | 2012年9月 4日 (火) 19時32分

お~~・・・・
流石ですね・・・! まずはおめでとうですね。
85cmですか、すごいな~~
私なんかそんなにでかいやつとあったことが
ないだけに、羨ましいかぎりです・・・

投稿: つるたろう | 2012年9月 3日 (月) 23時40分

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