淀川 こんな事もあるんです
ジャストとは言え、今年も90台を釣る事ができましたV(^0^)
鯉釣りは例えボーズが続いても、たまには神様が微笑んでくれるので止められません。
だから奇跡を信じて通えるんです。
はっきり言って中毒です。
それが駄目元の鯉釣りです(⌒▽⌒) アハハ!
GW中に1本は釣りたいと頑張ったものの、アタリさえ見る事もなく撃沈されました。
でも、目の前には鯉が居る!
バシャ~~ン! と跳ねる。
ポシャッ! とモジる。
今釣らなかったら、いつ釣るんや!
そんな思いに突き動かされ、今回は淀川では珍しく夜釣りをする事にしました。
普段も夜明け前の暗い内から釣り始めるのですが、それは夜明け(早朝)の時間帯を狙っての事。
この10年ほど、淀川では完全に夜に的を絞っての釣りはしていません。
日本の治安も悪くなり安全神話が崩壊したと言われるなか、車の横付けが出来ず、何も身を守る物の無い所での夜釣りは止めて欲しいとの家族の思いがあるからです。
しかし、それ以上に釣りがしたくて今回は夜釣りとなった訳です_(^^;)ツ アハハ
夜釣りの方が多少は有利だと思うし、更に「寝てる間に釣れたら、それこそ儲けもの」との思いがあるからですσ(^_^;)アセアセ...
05/07(金)の 22:00頃、いつもの場所で釣り始めました。
昼間に降っていた雨の影響もほとんどないようで、水温もGWの時とほとんど変わりません。
エサは最近定番にしているポップアップ・ボイりーと食パン。
ただ今回は食パンに一工夫しました。
袋仕掛けのダンゴの部分に食パンを丸めて代用したんです。
もう少し説明すると1回に食パン1枚を使いきり、食パンの角(耳の部分)を食わせにし、残りの耳の部分を細かくちぎり、耳以外の白身(?)の部分でくるんで袋仕掛けにしたものです。
名付けて食パンダンゴ!(^^ゞポリポリ
元々紀の川では1本針に食パンを付けただけの単純な仕掛けで、十分に釣果があります。
(魚影の濃さが違いますが)
それが食パンの匂いからなのか成分からなのかは分かりませんが、だったら食パンをダンゴにして寄せエサにしてやれとの発想からです。
くどくど説明するよりも、写真に撮っておけば良かったですね(^^ゞポリポリ
今回はその効果が発揮されたのか、それともたまたまなのか、この食パンダンゴの仕掛けにやってきたんですъ( ゜ー^) イェー♪
さてさて釣りの方ですが・・・・
竿出しの準備をしていると、対岸からヘッドライトらしき明かりが見え隠れしています。
駄目元同様、対岸でも夜釣りをしているようです。
決定的だったのは 22:30頃
突然対岸から防犯ブザーが鳴り響き、2個の明かりがチラチラと動き、時折り微かに話し声も聞こえてきます。
「対岸は釣れてるんだ・・・」
「良いなぁ~~」
この時はいつものように、他の人が釣っているのを見てるだけで終わるのかと思っていました_(^^;)ツ アハハ
今回は夜釣りと言う事である程度の服は着込んでいたのですが、予想以上の寒さです。
当然寝るための準備として荷物になるセンサーまでわざわざ持ち込んだと言うのに、寒さにブルブルと身震いし、寝るどころではありません。
仕事疲れのため、寝なかったら体力が持たない。
でも、下手すると風邪を引く。
それ以上に、寒くて寝れない!
そんな状況が続くなか一旦家に帰り、明け方に出直そうか、とも悩みました( ̄へ ̄|||) ウーム
悩んでいる間も時間は過ぎて行き、食パンダンゴの交換の時間となりました。
ボイりーとは違い食パンでは長時間待つ事は考えず、2時間ごとに交換すると決めています。
もしかして、2時間でも長いかもしれませんね。
0:00頃、予定通り食パンダンゴのエサ換えです。
それからも相変わらず寝る事は出来ず、身震いしながら寒さに耐えていました。
ここまでして、またボーズだったらどうしよう?
正直に Blog に書くか?
かっこ悪いなぁ・・・・
でもボーズ常習犯と世間には認知されているはずやし、開き直るか?(^^ゞポリポリ
そんなどうでも良いような事が時折り頭の中を駆け回っている時、0:15頃に薄暗い中で竿先がおじぎしたように見えました。
うん、何?
目の錯覚か・・・・
次の瞬間竿先は大きくおじぎをし、ラインが引き出されセンサー・オン!
と同時に、ジャ~~~とクリック音が響きます\(~o~)/ バンザイ!
たまたま外していたヘッドライトを付け直し、竿を持って戦闘開始!(チョット大袈裟かな)
駄目元は口切れを防ぐため、ドラッグは結構緩めています。
その為なのか、なかなかラインが止まりません。
それでも感覚的には70前後と踏んでいました。
アタったのは3本並べた真ん中の竿のため、始めは両サイドの竿にからまないか多少の心配がありました。
しかし3本とも10数mのチョイ投げだけに、ドンドンとラインが引き出されれば逆にからむ心配はありません。
あとは時間を掛けて取り込み易い所に誘導すれば良いだけです。
夜釣りで周りは薄暗いだけに、相手の姿を確認するまでは余りあれこれと考える事もなく、無理をせずゆっくりと寄せてきました。
手元に引き寄せ、ライトに照らされた姿を見るまでは70台だと思っていましたが、姿を見た時には80台を確信しました。
となると、淀川でのせっかくの大物です。
今まで無理をせず寄せて来ているのに、更に臆病になりました。
ここまで来てバラしたら、元も子もないですからね_(^^;)ツ アハハ
寄せて来た周辺には流れて来た流木が1本は頭を出し、1本は沈んでいるのを知っています。
その辺りに引き込まれないよう、ハラハラ・ドギドキしながらタモ入れのタイミングを図ります。
70cm枠のタモを差し出すと以外に大きい型に多少は手こずったものの、無事にタモに納める事ができました。
自家製四つ折タモの強度を心配しつつ護岸から引き上げると、タモは少しばかり変形していました。
次回からは万が一の事を考えると、ワンピースのタモを用意した方が良いかもしれませんね。
そうなると、自転車にどうやって積み込むかなんですけど( ̄へ ̄|||) ウーム
メジャーをあてると90前後ある事が分かりました。
90ともなると、駄目元にしてみれば年に1回釣れるかどうかの大物です。
当然、鯉を持った写真は残しておきたいもんです。
そのためには明るくなるまで待ち、散歩の人達にカメラをお願いするしかありません。
それ以上にいつもの顔見知りのおじさんや、常連さんにも見てもらわなくてはなりません。
と言う事で鯉は大事にキープしておき、寒い中を明るくなるまで待つ事にしました(^ー^* ) フフ♪
おもしろいもので、それまでは寒さに震えていたものの、この後しばらくは寒さを忘れていました。
確かに鯉とのやりとり、その後処置などで体を動かし、多少は温まったのかもしれません。
しかしそれ以上に嬉しさで、暫くは寒さを忘れていたんでしょう!(^0^)/ ギャハハ
その後はいつものようにアタリも無く、時間だけが過ぎていきました。
しかし駄目元はこの1本で十分です。
これ以上もっと釣りたいだの、もっと大物をと望んだら、バチがあたりますよ(⌒▽⌒) アハハ!
陽が昇り、ようやく暖かくなり始めた06:00過ぎ、顔見知りのおじさんが犬を引き連れやって来るのが見えました。
駄目元は、、
・大物が釣れた
・ここに居てるから見に来て
とゼスチャーを送るとその意味が分かったようで、いそいでやって来てくれました。
「大きいなぁ~~」
「ヌシ見たいなもんやな」
「こんな大きいのん釣ってるの、あんただけやで」
「大きいのが釣れた話は聞くけど、写真とかでこうやって見せてくれるの、あんただけや」
「凄いな!」
たまたまなんですけど、そのように言われるとやっぱり嬉しいもんです(^ー^* ) フフ♪
残念なのは、いつもの常連さん。
こんな日に限って、釣りに来ないんだから・・・・(^^ゞポリポリ
元々はその常連さんに写真を撮ってもらおうと待っていたのにあてが外れてしまい、代わりに近づいて来たバサーに写真をお願いしました。
計測の方もネット選手権に申請するためにいつものメジャーではなく、手作りですが計測板を使っています。
その結果は、90cm 13kg
この1本でGWの惨敗も、全て吹っ飛びます。
やっぱり駄目元の場合「釣れたら、ラッキー!」で通っているのが良いみたいですねъ( ゜ー^) イェー♪
ただ余りにも連敗が続くと、さすがに落ち込みますけど_(^^;)ツ アハハ
その後は徐々に暖かくなって来て絶好の行楽日和となったものの、逆に昼間は余り釣れる気がせず、それ以上に早く寝たいため 08:00頃には納竿としました。
とにかく地元の淀川で釣果があり、しかも90台が釣れたとなると、わざわざ車で遠征する必要がなくなりますね。
最近はガソリン代も値上がりし、おちおち車にも持ってられません。
そんな訳でこれからも淀川通いが続くはずです。
こうなれば、淀川本流で夢のメーターを釣ってみたいな!(^ー^* ) フフ♪
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