紀の川 第7回紀の川鯉釣り大会
毎年開催される紀州野鯉の会の仲間内の大会も、今回で7回目を迎える事になりました。
ゆくゆくは一般も参加できる大会にする事を考えつつ、その足掛かりになるのか今回も豪華商品を用意しての大会です。
これまではたとえ釣果があっても手ぶらだった駄目元がその豪華商品に目がくらみ、始めて審査会場に鯉を持ち込んだ結果はおしくも準優勝!
それでも駄目元にすれば上出来の結果でしたV(^0^)
ただ豪華目玉商品が37型液晶TVだっただけに、残念です<(; ^ ー^) マイッタマイッタ...
大会は 4/24(土)-25(日)の二日間で、場所は紀の川全域。
ただ駄目元にとっては、この紀の川全域が悩みの種なんです。
と言うのも、駄目元的に実績があるのは下流域のごく一部のポイントだけです。
そこからだと審査会場までは車で1時間ほど掛かり、鯉を持ち込むのが面倒なんです。
かといって審査会場近くで知っているポイントはごくわずか。
しかも、そこらでの釣果はこれまでありません(^^ゞポリポリ
なので確実に釣りながらも手ぶらで参加するか、それとも鯉を持ち込むべく、これまで釣果の無い場所に運を任せるか悩むんですよ( ̄へ ̄|||) ウーム
ところが今回は雨が味方をしてくれたおかげで、悩まずに済みました(^ー^* ) フフ♪
22(木)に雨が降り 23(金)に会長のF川氏に川の状況を聞くと、1mほど水位が上がり流れが速いとの事。
その情報を元にこれまでの経験で、
・これでは釣りにならない
・わざわざそんな状況で釣りをしたくない
・釣りが出来る場所は限られる
・だったら1日待って、24(土)の夕方からにしよう!
と、まずは一つの結論に達したのです。
そんな訳で 24(土)は、夜明け前から淀川で竿を出していました。
ネット選手権も始まり地元であわよくば大物をと思ったのです。
ところが世の中そんなに甘くはありません。
アタリも無いまま 08:00過ぎにはパラパラと小雨が振り出し、急に寒くなってきたのでそこで納竿としました(^^ゞポリポリ
昼過ぎに我が家でのんびりしていると、F川氏から確認の電話です。
「夕方から頑張りますよ!」
と告げ、16:00前に我が家を出発。
しかしF川氏は驚いたと思います。
まさか駄目元が、まだ我が家に居たとは思いも寄らなかったでしょうね_(^^;)ツ アハハ
さてさて、実はこの電話でそれまで悩んでいたポイントが、1箇所に絞り込まれました。
電話によると22(金)よりも更に状況は悪化しているとの事。
それまではメンバーから誘われていた中流域の南海高野線の鉄橋下にするか、下流域の駄目元のいつもの場所にするか、この2箇所で悩んでいたんです。
しかし新たに入手した情報により、
・そんなに悪けりゃ、絶対に下流域が有利
・下流域のいつもの場所なら、釣る自信はある
・皆の釣果が悪いだけに、十分優勝を狙える
という訳で、自信を持って釣り場に向かいました。
結果からしてF川会長、ありがとう!ъ( ゜ー^) イェー♪
現地に着いたのは 22(土)の 17:00過ぎ。
予定していた流れ込みではバサーが竿を振っていたものの、了解を得て夜釣りの準備を始めました。
川の状況は予想通り流れが速く、投げ込むと確実に流されゴミが引っ掛かるのが目に見えています。
狙うは足元などの岸寄り、あるいは数mのチョイ投げ程度。
それでも場所が場所だけに、型は別にして釣る自信はありました(^ー^* ) フフ♪
17:30頃、食パンを付けてまずは足元に落とし込みました。
すると直後に竿先が揺すられ、幸先良く57cmをゲット!
しかし既に75cmほどのが釣れているとの情報から、速やかにリリースです。
今回の状況からすると審査会場に鯉を持ち込みさえすればそれなりの順位に入るのは分かっていても、まさかこのサイズを1時間も掛けて運ぶにはね・・・・(^^ゞポリポリ
それからも竿を揺らすアタリは頻繁に出るもののなかなか針掛かりせず、18:00頃にようやく釣れたのは56cm
余り大物を望む事が出来ない場所ではあるものの、大会だけにこのサイズは問題外です。
とは言うものの、駄目元的には数を釣ればその内に大物も釣れるとの作戦なんですが、問題はなかなか針掛かりがしない事です。
そこで食パンのサイズを小さくする事にしました。
18:45頃、その効果が出たのか早速ラインが引き出されました。
ただこれまでとは違い、どんどんラインが出て行きます。
竿を持つとこれまでの鯉っ子とは違い、どっしりとした感覚が伝わってきます。
そこに早い流れが後押しし、その抵抗感からもしや80台半ばとワクワクしながら寄せてきました。
取り込んだのはお腹がパンパンの76cm
ただこの時メジャーを当てると77~78に見え、ようやくまともなものが釣れたと喜んでいましたV(^0^)
早速写真を撮り写メで報告すると、なんと優勝候補の筆頭との事。
ただサイズがサイズだけにこのままでは終わらないとは思うものの、川の状況が悪いだけに「もしや」との期待が膨らみます(^ー^* ) フフ♪
それからもポツポツと釣れるのは60台前半までの鯉っ子ばかり。
分かってはいてもせめて70台、出来れば80台よ、来てくれぇぇ~~!
夜になると車から出るのが嫌になるぐらい、予想以上に冷え込みました。
次週はGWと言うのに、この冷え込みは異常です。
そこにきて夜明け前から起きているので、体はフラフラで休養を求めてきます。
もう、釣りどころではありません。
このあと日曜日も大会が続く事を考えると、たとえエサが無くなっていようとも、アタリがない限り寝る事に決めました(^^ゞポリポリ
ところが、眠りが浅いんです。
1時間として眠れず、目が覚めてしまいます。
となると、ついでにエサ換えをするものだから、なお更寝られません。
体はそんな状態のまま、気が付けば辺りが薄っすらと明るくなってきました。
大丈夫か、我が体力?(ー。ー) フゥ
明るくなってからは気合を入れ竿先のアタリを見ていたのですが、相変わらず釣れるのは60前後とおまけのフナ。
他のメンバーは80台、もしかして90台を釣っているのかなと思いながら、ひたすら大物が掛かってくれるのを辛抱強く待ち続けました。
そして 07:20頃、たまたま車の中に居た時にセンサー・オン!
ところが竿には何の変化もありません。
暫く見ていると時々竿先が揺れ、何かが付いているのが分かります。
仕掛けを上げて来ると、見えてきたのはフナでした。
と、その時です。
隣の竿から、勢い良くラインが引き出されました。
間違いなく鯉、それも平均的サイズよりも勢いがあります(^ー^* ) フフ♪
当然のようにフナの方は後回しにし、鯉の方の竿に持ち替えます。
手応えは今回の中で1番力強く、80台,90台の予感がチラホラと頭の中をよぎります。
当然川の流れによる抵抗も加わっての事ですが、それを差し引いても良い型だと確信していました。
寄せて来た時に見た感覚では80台
絶対にバラさないよう慎重にタモに納めメジャーを当てると、あれぇぇ~~、75cm?
以外と小さいと思い(込み)、あっさりとリリースしました。
これが後々、ちょっとした話題に・・・・
その後も60台前半までの鯉を追加し、09:30には納竿としました。
釣果は76を筆頭に12本。
さすがに、この場所です。
他のメンバーが苦労している中で、相変わらず簡単に釣れます。
と言うよりも、駄目元はこの場所でしか釣れないんですσ(^_^;)アセアセ...
さてさて、ここでデジカメの写真をチェックしている時に気が付いたのです。
あの75cmの鯉。
良く見ると80cmのタモの枠と、ほぼ同寸。
大会なのに、もしかして大きい方をリリースしてしまったのかな?σ(^_^;)アセアセ...
正直なところ、この時は半信半疑でした。
さて、後片付けも終わり、ここからが問題です。
ほんとに1時間も掛けて審査会場まで鯉を持ち込めるのか?
鯉を運ぶのは初めてなので、どれくらい水を入れておくのか分かりません。
とりあえず用意しておいた布団用圧縮袋に適当に水を入れると、全く持ち上がりません。
なんとか運べるぐらいまで水を減らしていると、今度は袋に穴が開いてしまいました。
あわてて別のビニール袋を3重にしてその中に入れ、車に運びいれると、あとは全身を襲う疲労感。
腰に来る筋肉痛。
もうグッタリで、しばらくは運転する気にもなりませんでした(^^ゞポリポリ
審査会場では川の状況が悪いと言いながら、次々と同じようなサイズの鯉が持ち込まれて来ます。
結果からすると誰も80以上を釣れなかったのですが、それだけに検寸次第で誰が優勝するかはわかりません。
駄目元は優勝候補筆頭と言われながらもまんざらでもなく、その反面他の鯉が大きくも見え、半分は諦めていました(^^ゞポリポリ
結果は79cmを釣り上げたF井氏で、2回目の優勝です。
当然商品は37型液晶TVを選ばれてました。
続いて駄目元は3位と同寸ながら重量で上回り準優勝。
但し欧州のように重量だけだと、駄目元が優勝していました。
負け惜しみですけどね(^^ゞポリポリ
ところで駄目元の商品は、嫁さんと連絡を取り合い買い換える予定だったオーブントースターになりましたV(^0^)
さてさて、話はもう少し続きます。
大会が終わり打ち上げを行っている時、例のリリースした鯉の話になったのです。
写真を見せるとタモの枠と比較し、80cmはあるのと違うかと話がまとまりました。
もしかして優勝だったのかな?
だとしたら、液晶TVは駄目元の手に・・・・
まぁ、駄目元自身は75cmと決め付け良く確かめもしなかったので、仕方がないですね_(^^;)ツ アハハ
とにかく来年の大会、またまた豪華商品を用意するという事で話がまとまったみたいです。
鯉の運び方も要領をつかんだし、来年こそは優勝だ!(^0^)/ ギャハハ
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