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2008年7月27日 (日)

紀の川 鯉釣り教室(笑)

新入社員二人から「鯉釣りに連れてって」と言われました。
一人は釣りそのものが2回目のY君、もう一人は多少の経験者のM君。
まぁ、どちらにせよここは確実に釣れる紀の川へと招待し、鯉釣りの魅力にドップリはまってもらいましょう(⌒▽⌒) アハハ!

そんな訳で向かった先は例の鮎エサの流れ込み。
夜明け前には現地に着き、3本の竿を並べてアタリを待ちました。

200807037 約1ヶ月ぶりとなる紀の川の状況は、駄目元の経験上ここまで水位が下がったのは初めてと思えるぐらいの水量でした。
それが原因なのか、鯉の気配が全く感じられません。
確実にと思いわざわざ紀の川までやって来たのに、なんだか嫌な予感が漂います。
結局アタリも無いまま夜明けを迎えました。
こんなはずではなかったのに・・・・ε-(ーдー) ハァ

明るくなって来ても新人さんのお二人は、川風に吹かれ気持ちよく寝ています。
一方の駄目元はいつもの如く余り寝る事ができず、ほとんど徹夜状態です。
歳なのかなぁ?_(^^;)ツ アハハ

まぁそんな事は別にして、明るくなってくると流れ込みに鯉が寄って来ているのがわかりました。
あとは何とかエサを食わすだけ!
ウキを付けて流してみたりポイントを変えたりと工夫したつもりですが、何の反応もなく時間が過ぎて行きました。
こうなれば鮎エサが流れて来て、状況が変わるのを待つしかありません(ー。ー) フゥ

06:00頃、待ちに待った鮎エサが流れて来たのですが、その量は微々たるものでした。
この時期は大量に流れて来ると思っていたのに、エサを確保するのに苦労するぐらいです。
そんな時にようやくアタリがあり、ラインが引き出されました。

その竿の担当はY君です。
慣れない手つきで竿を持ちギクシャクとリールを巻いていたのですが、気が付けば根に巻きつきビクとも動かなくなり、最終的にはラインブレイクでした。
ようやく掛かった鯉なのに、釣らしてあげたかったぁ~~!
ところがY君、鯉の力強い引きにいたって感動し、
「凄いです」
「あの感触だけでも十分です」

と、釣り上げていないにも関わらず、やや興奮状態!
こうなりゃ、何としてでも釣ってもらいたいんだけど・・・・

次に来たのはM君担当の竿で、60~70cmほどのナマズでした。
駄目元はナマズなので水際でサッサと針を外してしまったのですが、バス釣りをするM君にとってナマズは感動もんだったみたいです(^^ゞポリポリ

その後またM君にアタリがあり、今度は鯉が掛かりました。
M君は多少の経験者だけにY君のようにギクシャクもせず、鯉を寄せて来ました。
ところがタモ入れの時、
「あっ!」
「そんなに巻いたらアカン」

と思った瞬間にラインブレイクです。
原因は駄目元が気付かない内に、ドラグをガチガチに締めてしまっていたんです。
だらか初めに言っといたのに・・・・ε-(ーдー) ハァ

その後はほとんどあたりも無く、たまにアタリがあってもナマズと言う状態が続き、この真夏の真昼間、さすがにボーズを覚悟しました。
そんな時、流れ込みの先の方に鯉が群れているのを確認したんです。
日頃足元狙いの駄目元にしてみれば、考えもしなかったほど随分先の方です。
「今日はそんなに遠かったのか!」
早速そのポイントへ仕掛けを入れると、時々竿先にアタリが出ます。

これで釣れるんじゃないか!
そんな予感がする中、10:00頃にようやくラインが引き出されました。
「誰か行け、行け!」
との駄目元の声に、竿に飛びついたのはM君。
今度は何度ラインが引き出されてもドラグに触る事もなく、無事タモに納まりました。
200807038 今回の第1号は70cm!
それを見たY君は、
「これで70ですか?」
「90って、怪物ですね」

先日の駄目元の91cmの鯉の事を言ってるんです(^^ゞポリポリ

こうなれば、あとはY君に釣らしてあげたい!
何としても釣ってもらいたい!
ただ駄目元的には、粘れば何とかなると確信していました( ̄∇ ̄*)ゞ エヘヘ

M君が釣ってからは狙いは1本に絞り、他の2本の竿は順番に片付け始めました。
そして 11:00頃、3人が見ている前で待望のアタリがあり、ラインが引き出されました。
今度はY君の番です。
Y君が竿を持ち暫くすると、鯉は下流へと走り出しました。
Y君にも今日失敗があるだけに、何とか無事に釣らせてあげたい。
そんな思いからか下流へと移動しながら、Y君にあれこれと指示を出しました。
200807039 その鯉は71cm!
Y君にとっては初めての鯉であり、これまでの彼の記録とは比較にならない一番の大物です\(~o~)/ バンザイ!
この1本だけでY君は、腕が痛いと嬉しい悲鳴を上げていました(⌒▽⌒) アハハ!

結局二人とも1本づつの結果でしたが、今度は秋に釣りに来たいと言ってました。
更にY君なんて、
「どんな道具を揃えれば良いんですか?」
だって。
どうやら鯉釣りの魅力にはまったみたいですよ(⌒▽⌒) アハハ!
駄目元の計画通りですъ( ゜ー^) イェー♪

これで今回の苦労は報われました。
次からは出来るだけ自分達でやってくれよ!
もう接待なんて、しないぞ!(⌒▽⌒) アハハ!

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