« 番外編 イカダでのチヌ釣り | トップページ | 千丈寺湖 夢よ、もう一度 »

2005年4月23日 (土)

96cm,16kg 2005年の第1号

2001年の晩秋、初めて千丈寺湖を訪れた時に釣り上げて以来の90台。
そしてHPを開設して以来、初めて胸をはれる獲物。
下手な鉄砲も、ようやく当たってくれました(笑)

金曜日、ヤボ用があり昼過ぎに会社から帰り、用が済むなり千丈寺湖へ。
そこで久しぶりに我が師匠(勝手に思っているだけだが)Yさんと対面し、あれこれ雑談した後、この日のポイントを決定。

18:00頃に仕掛けを投げ入れた後、夜は以外に冷え込んで来た為、朝まで車から出ることは無かった。
翌朝(土) 5:00頃にエサ代えをした後はニゴイが1匹。
12:00頃、アタリも無いまま最後のエサ代え。
これで最後のつもりなので、エサ入れの容器を洗いながら、見える範囲に残ったエサを撒いておいた。
14:00頃、エサを撒いた辺りを見に行くと、50~60の鯉が2匹寄って来ていた。
鯉は確実にいる。
なのに、なんでアタリも無いんだろうと思いながら、そろそろ帰り仕度をしようと車に戻って行くその時、車から受信機の音が聞こえて来る。
「エッ???」
慌てて竿の場所までダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!
駆け寄る駄目元に、バサー達の視線が集まっているのが良く分かる。
竿を持った時には、鯉は前方のブッシュに向かって行た。
ヤバイと思い、強引にあおった時対岸から、
「反対や!」
との声。
その瞬間急に冷静になり
「テンションを掛けずラインを出せるだけ出せば良い」
とのYさんの言葉を思いだし、ドラグを緩めた。
するとどうだろう?
鯉はプッシュに向かわず、上流の方へと向かって行った。
偶然なのか、そう言う物なのか?

最初の危機を乗り越えた後から、妙な緊張感がやって来た。
「対岸からYさん達が見ている」
「下手に失敗は出来ないぞ!」
と言った具合に(笑)

その後は70前後かと思うほどそれほど力も入れず、やりとりしていた。
ただ実感としては80は超えているとは思っていたが・・・・
ようやく姿を見た時には90はあると分かった為それからは物凄く慎重になり、時間が掛かったが無事に取り込めた。

Yさんには一昨年にポイントを教わり、昨年は大型のリールを安く譲り受け、いろいろ親切に教えて頂いた。
今回、偶然にもYさんの見守る中、ブッシュを避けながらの90台。
「おめでとう」
と言われた時は、正直嬉しかった。
これで少しは恩返しが出来たのかも(笑)

|

« 番外編 イカダでのチヌ釣り | トップページ | 千丈寺湖 夢よ、もう一度 »